happy birthday~君との約束~㊦
「馬鹿ねー。そんなに立ってないわよ?」
クスッと笑っている真紀を見て私も思わず笑ってしまった。
「由紀…あの時はごめんね?」
苦笑いが混じりながら微笑む真紀を見ると何故か胸が痛む。
「真紀が謝ることじゃないよ…。私こそごめん」
「でも…」
ふに落ちないと言いたげに立ち上がる。
「でも…私由紀を裏切ったんだよ!?」
ぎゅっと拳を握っている真紀は今にも泣きそうで私を見る。