happy birthday~君との約束~㊦


私は校舎に向かって叫んだ。


そして振りかえることなく、校門に向かった。


翔太が待って居なくてもいいんだ。


それでも、私は一人じゃない。


お母さんやお父さん。


先生からもらった卒業証書があるんだから。


でも…もし、居るなら。


その時は、私の本当の気持ちを…。


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