happy birthday~君との約束~㊦


お互いが軽い言いあいになっている。

少し…いや、かなり空気が重くなってくる。


この原因は私なのかもしれないけど…ね。


このまま私が居ても邪魔になっちゃうだけじゃん。


「あっそ、それじゃあ私帰るから」


邪魔者はさっさと帰らないとね。


二人には背を向けて私は歩きだそうとする。


だけど、それを翔太は許してはくれなかった。


「ちょ、待てって由紀」



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