君の温もり、君の優しさ。

** 二章


海波Side**


・・・ 司、本気だ。


本気で、亜美奈のことを・・・。
あたしはこれに「賛成」をしなければ

クラスから、外される。

司とこんな関係になりたくない・・・。

そんなことは
中学の時点で解っていたのに。






だけど、
あたしは弱い。



「あったりまえじゃん」

「あはッ海波なら
 わかってくれると思ってた!」




・・・明日、教室は。
亜美菜は漠然となるだろう。



「じゃぁ、クラスの
 みんなにmailするね!」


「うん・・・。」



「明日楽しみだね!」

「う、うん!」






公園から、司が出ていく。


・・・あたしは裏切り者?





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