【完】藍蝶-1-

詩乃「はぁ〜、瑞希っ!甘えん坊ちゃんが五月蝿いから、あそこへ送っていって」

瑞希は、甘えん坊が誰か分かってるから苦笑いしながら頷いてくれた。

瑞希「あいつは、姉ちゃんLOVEだからね」

へぇ〜、そうなんだ。

初めて知ったよ。

樹「詩乃ぉ。俺も行っちゃダメ?」

お兄ちゃんが甘えるとか、あり得んよ。

詩乃「む・り♪お兄ちゃんが一緒にいると五月蝿いもん。じゃあね♪」

それだけ、言い残してから瑞希と屋上を出た。
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