暗殺計画 ―ラストページ―

ドカッ

「いっ…痛い…」

「あんたさぁ、自分のランクもわからねぇーのかよ!?」
麻未が私を蹴る。

「…知らない。」

「はぁ?もう一回言ってみな。
殺すよ?」

ビクッ
麻未は、本気だ。
私を殺す気だ。

「…すいません。」

「え?謝るわけ?
便器に顔をつけて、謝って!
そぉーしたら、許してあげる。」

「……。」

言葉が出ない。
便器に顔をつける?
どぉーゆーこと。
出来ない…したくない。

「さっさと…してくれねぇー?
まぢ、ムカつく。」
麻未がドアを蹴る。

クラスの女子も後ろで、
笑ってる。

アハハハ さっさと、やれよ。
ギャハハ 汚ないーw

口々に言う。

悔しい。

「…や…やりたくない。」

「あ、私がしてあげる。」
すると私を便器の前に座らして、
後ろから頭をつかみ
便器に顔をつけた…

「アハハハ、うん。出来たね♪」

「……………。」

怖い。 人間じゃない。

罪悪感とかないわけ
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