運命だと初めて信じた恋。
《あのね?前、優也がいた中学校と同じ学校の人と会ったんよ》

あの人 が、
優也が、転校する前と同じ
中学校だっていうことに気づいて
もしかしたら知ってるかもと思って
言ってみた。

久しぶりに個人のトークルームで
優也と話すことができた。


《まぢで?どんな人やったん?》

私は知っていることを話した。

《もしかしてこいつ?右の》

そう言って優也がプリクラを見せてくれた。

だけどその人じゃなくて…

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