同い年の恋人 3
「何かあった?朝からボーとしてるよ」
栄田さんが休憩時間にあたしに言った。
「ボーとしてますぅ?
おかしいなぁ?」
なんて 誤魔化す。
「さては!彼氏と遅くまで話してたんでしょ?だから寝不足?」
「…
違いますよー」
「まぁーまぁー お熱いことで!」
熱い…
あたしは栄田さんの言葉に泣きそうになる。
熱くなんかない!
幹生はあたしに対して冷めたって言った。
「実は・・・誰にもまだ言ってないんだけど 昨日彼と別れちゃったんです!」