【完結】クールな彼に恋してます!!〜無愛想なキミに夢中〜
時間が経つに連れて、バスケシューズの擦れる音とともに、ゴールへ放ったボールの音もだんだん激しくなっていった。
いまのトコロ、佐伯くんたちのチームがすこしリードしてるけど、点差はそんなに広がってなくて、いつ追いつかれてもおかしくない状況ににあった。
だけどそれでも、佐伯くんは諦めずにボールを放ち続けた。
まえよりは正確に入るようになってきたけど、それでも外すときもあるため、あまり油断ができない。
追いつかれてしまうかもしれない。