好きだから。
ドア越しにキミと話して、キミがシャワーをあびるのを待った。
「優?」
「ん?」
「終わったよ」
「ん。」
オレはリビングに戻った。
そしてしばらくしてからキミが戻ってきた。
「良かった。優がいなくなっちゃうかと思った。」
なんてバカなことを言う。
オレがキミの前から姿を消す事なんてとうていできそうにないのだから。
「ねぇ、優。」
「ん?」
「いきなり、いなくなったりしないでね。」
「そういう事は彼氏にいうことだろ?」
「彼氏じゃなくても優は、アタシの幼馴染なままいてくれるでしょ?」
「幼馴染ね」
「うん。アタシ優とはずっと仲良くしたい。どっちかが、結婚しても、優とはもっと特別な彼氏とかそういうの関係なしでいたい。」
いつもそうだ。
キミはオレとは特別で居たいと言う。
オレはキミとは
「いられないよ」
「えっ?」
思わず声に出ていたみたいだ
「ダメなの?」