もう、ひとりにしない。



まだ聞いてないこともある。

、、、、、何より彼を確かめたい。

「ソニー、」

と彼を呼ぶと、向こうからこちらに首を向けてきた。

「長旅で、疲れているんじゃない?話ならまた明日もできるわ。アーレンもあと2日はこっちにいるっていうし。今日はもう帰って休みましょ?」

ソニーはどうしようか少し迷っていたみたいだけれど、あたしの言葉の裏がわかったのか、片手を上げて賛成の意を示した。

姉妹はブーブー文句を言っていたけれど、落ち着いたらデートをしよう、という突拍子もない約束を彼女たちに提案して、姉妹は大興奮で、送り出してくれた。





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