True Azure

「はい♪僕特製スペシャルご飯出来上がり～」

「わぁ！何これ!?ご飯がカラフル！」

「栄養のあるものをもち米に混ぜ込んだんだよ。」

「おいしそう！じゃ、いただきます♪」

「あっ待って！はい、あ～ん」

「えっ!?じ、自分で食べるよっ」

「ダ～メ！あ～ん」

「……あ、あ～ん///」

―――パクッ

「おいひぃ…」

「それはよかった♪よく噛んで食べるんだよ？」



やっぱ蒼空は優しいな…。
好きが多くなっちゃう！



今もドキドキが止まらない～



「完食だね♪じゃ、この薬飲んで？」

「何これ？」

「がんの進行を遅らせる薬だよ。ちょっとだけしか無理なんだけどね…僕が開発したんだ。」

「すごいじゃん！でも…あたし薬嫌い。」

「そっか…どんなとこが嫌？」

「苦いとこ…」

「じゃあこうすれば問題ないね♪」



そう言って蒼空は薬を自分の口に入れて水も飲んだ。



蒼空は薬飲む必要なんかないよね？
ってことは、まさか…っ！



「…んっ…んん…っ」

「苦くなかったでしょ？それより、遊愛の声ヤバイね。欲情しちゃう…」

「は、恥ずかしい…/////」



口移しで薬飲まされた///
ってかなんか変な声出て恥ずかしい!!