モカブラウンの鍵【完結】
付き合いだしてみると、職場の先輩である佐伯さんと彼女である奈央美はちょっと違う。

先輩の佐伯さんは仕事ができて、しっかりしていて、無駄がない。

彼女の奈央美は一言で言ってしまえば『かわいい』。


奈央美は気が付くと、寝ていることが多い。

最初は本を読んでいたのに、俺の肩に頭を乗せて気持ちよさそうに寝ている。


疲れているとうのもあるけれど、7時間睡眠が基本らしい。

ただ働いてれば、毎日7時間の睡眠を摂ることは難しい。

だから、うたた寝や昼寝をしているみたいだ。

気持ちよさそうな寝顔を見るのは結構好きな時間だったりする。


あと、デートをしていたとき、男だからしょうがないことなんだけど――女から見ればただのスケベと言われそう――ミニスカートを履いている子に目線が行ってしまった。

するとTシャツの裾を引っ張られ、奈央美を見ると「ヤダ」と言われた。

しかも上目遣いで。

人がいなければ確実にキスしていたと思う。

言いだしたらキリがないくらい、俺の彼女はかわいいんだ。

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