ゴール下の彼女
ヒッと肩を揺らし涙目で私を見つめるウサギちゃん。
典型的なマジメちゃんって感じ。
でもただならぬオシャレ感がある…。
ゆるゆるの三編みにぱっつんの前髪、綺麗な黒髪に、青いフレームのメガネ。
「あ、あの、ごめんね?」
ウサギちゃんにそういうと顔をこわばらせて、無表情になった。
「巻き込まれてメイワク…。ホント、ヤメテ…役立たずだよね。」
まさかウサギちゃんからそんな言葉が出るなんて思わなかった。
ショックを受けて呆然としていたあたしに声がかかる。
保健医の茉莉(マリ)先生。
「あらぁ…。3-Bね?お掃除助かるわ。任せたわ〜。じゃぁね!」
なんて残して、軽快なステップで『るんるん』って感じで保健室にはいっていった。