クールな彼と恋愛中



長島が着ていた水着は、白くて...、露出が多い。




長島は、自分の水着姿を必死に隠そうとしている。




おい、そんなに恥じらうな。

周りの男が、欲情してるし。




これは...、ちょっとヤバいかも。




「...ちょっと、こっち来て」




「は、はいっ......」




長島の腕を引っ張って、人気の少ないところへと連れて行った。





そして、壁に長島を押し付けた。





「...その格好、何?」




「えっ、と...、自分でも、似合ってないのは分かってるんですけど...、その......」




似合ってない、って......。



いや、その逆だろ。




こいつの白い肌に、白い水着はよく似合っている。




問題は...、似合いすぎていて、周りの男から見られてる事。




「この水着、私のスタイルの悪さをアピールしてるだけ、っていうか...、私、貧乳だし......」




そう言って、俯く長島。



スタイル悪い?


貧乳?





...無自覚って、ほんとに困る。






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