クールな彼と恋愛中
「無防備すぎ。もうちょっと危機感持て」
そう言った後、川野くんの手が背中に回ってきた。
そして、強く抱きしめられる。
はわわっ...、抱きしめられてるっ......!
トレーナーの匂いと同じ、川野くんが香りがする。
この香り...、本当安心するなぁ......。
安心しすぎて...、眠い。
...そういえば、昨日の夜、デートの服選びに時間がかかって、あまり寝れてないんだっけ。
でもでもっ...、せっかく川野くんと2人っきりなんだから、寝ちゃダメだ!
ね、寝たら......、ダメ.........。
そう思っても、睡魔には勝てず──────.........
川野くんの腕の中で眠ってしまった。