クールな彼と恋愛中



「無防備すぎ。もうちょっと危機感持て」



そう言った後、川野くんの手が背中に回ってきた。



そして、強く抱きしめられる。





はわわっ...、抱きしめられてるっ......!




トレーナーの匂いと同じ、川野くんが香りがする。




この香り...、本当安心するなぁ......。




安心しすぎて...、眠い。



...そういえば、昨日の夜、デートの服選びに時間がかかって、あまり寝れてないんだっけ。




でもでもっ...、せっかく川野くんと2人っきりなんだから、寝ちゃダメだ!




ね、寝たら......、ダメ.........。





そう思っても、睡魔には勝てず──────.........




川野くんの腕の中で眠ってしまった。





< 170 / 300 >

この作品をシェア

pagetop