クールな彼と恋愛中
.........そして、今は美園の家の前。
とりあえず来たけど......、何すればいいのか分かんねぇ。
人の家の前でウロウロしている俺は、他人から見たら変人だと思う。
よし...、インターホン押すか。
恐る恐るインターホンを押すと......
『はーい、どちら様~?』
高めの女性の声がインターホンから聞こえてきた。
美園の...、母親?
「美園...さんの......、友達、です」
彼氏じゃなくて、友達って言っておいたほうがいいよな。
何となくだけど。
「あ、もしかして川野くん!?」
え、何で俺の名前......
「あ、はい......」
不思議に思いながらも、返事をする。