クールな彼と恋愛中
「......寝不足が原因ね。先生達に知らせて来るから、後はよろしくね」
そう言って、保健室の先生は、保健室から出て行った。
後はよろしく、って......。
何すればいいか分かんねぇし。
俺は、ベッドで気持ち良さそうに寝ている、長島の頭を撫でた。
「こうなったのも、俺のせいだよな.........」
俺は、長島の頭から手を離し、呟いた。
俺が、こいつを守っとけば、こんな事にはならなかったはず。
だからといって、『今度から俺に近づくな』みたいな、漫画の人物のようなセリフは言えない。
こいつがいない毎日は、つまらないし...。
こんなの、自分勝手だって分かってる。
でも、これからは、俺がお前を守るから。
俺は、お前が────.........
「...好きだ」