クールな彼と恋愛中
「何で川野くんがっ......」
俺は、驚いている長島の手を握った。
口を開いたまま、握られている手と、俺を交互に見る長島。
「え、川野く「好きだ」
俺は、何か言おうとしていた長島の声に被せて、気持ちを伝えた。
告白なんかした事ないし...、結構恥ずかしいんだけど......。
「え...、何が......?」
キョトンとしながら聞いてくる長島。
...普通分かるだろ。
もう何回も言いたくねぇのに...。
「お前が好きだ」
そう言って、俺は長島を抱きしめた。
...これ以上、長島の顔見てたら、もう変になりそうだし....。
「お前って...、え、嘘......」
そう言うと、急に泣き出す長島。
え...、何でここで泣くんだよ。