綺麗な幼馴染み坊っちゃんの裏の顔






 数年前


 テレビ画面には
 口が耳まで避けてる口避け女。



 「!!!」


 怖い怖い怖い(';Д;`)!!!

 私は布団の中に潜り込んだ。



 すると隣で寝ていた拓也が
 潜り込んできた。


 「こういうの見ると余計夢に出てくる
 から絶対見ちゃダメだょ。」


 「うん。」


 半泣きの私を拓也がきゅっと
 抱き締めてくれた。


 「もう泣かないで。大丈夫だょ。」



 多分私はこの一言で拓也を好きに
 なったんだろう


 「栞は強いでしょ?」




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