あなたに会えたこと…。

ラストyear


菜步先輩たちが卒業し、ついにうちは進級しちゃった☆
クラスはもちろん303組み!!
「おっはょー!!!」
『ねぇ!聞いて…実はね相談があるの』
「李夢どーしたの?」
『4組みの久米司くんのこと気になるんだよね…どーしたらいい??』
「どーしたらいい?って言われても…ん?てかさ司って南那も好きじゃなかった?!!!それはまずいって」
『やっぱりそう思う?…わかってるんだよ…南那に本当に悪いと思ってる…でも抑えられないんだよね…』
「とにかく頑張りな!南那には秘密にしておくけど…」
『ごめんね!!!ありがと』
とはいったもの、ちょっとこれはまずいんじゃない!?
部活までゴタゴタになりそうなんだけど…大丈夫かな…

伽 南那ーとき なな
テニス部に所属していて、頭は学年No.1!小学校のときの全国テストで一位にもなったことがあるすんごーく努力家…そして全校生徒会副会長を務めているんだよ

その頭にはなにが詰まってるんですかー?って感じ
半分分けて欲しいわー(笑)


『よぉー!』
「おはよ!梓!!!」

このときの私はテニスに没頭してて好きな人はいなかった…
テニスのことで頭いっぱいなんだもん…そんなこと考えてる暇なんてないょ…

もうすぐ引退が迫ってきてるんだし。

これから一年いろんなことで大変になるし…
まだ高校だって考えてないや…
修学旅行もあるし、受験もある…
テストの量も一気に増えてなかなかテニスができなくなる…そんなのは絶大にやだーーーー!!!

『なにぼけぇーとしてんだよ!俺の話を聞いてんのか?』
え!?いつの間に大地…そこにいたの!?逆にこっちが聞きたいわ!!!(大汗)
「え?な…なに?ごめん。もう一回言ってくんない?」
今じゃ大地のことは普通の友達として見れる。そりゃあちょっとは気になるよ。でもそれはほんのちょっと…優しくされると誰でも気になっちゃうんだもん…ごめんね。こんな性格のうちをおさらばさせてくださーい。すぐ優しくされるとそっちに気持ちが動いちゃう都合のいい女です。
『だからお前さ高校どーすんだ?』
「ん!?高校ね…どーしよ…大地は?決まったの?」
『俺は…』

どこだ!?大地はサッカーはすごくうまいらしい…見たことはないけど…
大地なら県外にいってもおかしくないとは思うんどけど…

『なんでもね…またそのうち話すわ』
「はー!?」
なんだよ!それ!!!
言いかけといてなんでもないはあり得ない…
そのうちっていつだよ。
明日?明後日?一ヶ月後?
もー知らねぇー



大地は私にこのとき言えなかった理由…今になってわかる
私が子どもだったから大地をちゃんと理解してあげられなかった
これからは一緒に背負っていこう。一緒に未来を切り開いていこう。大地となら歩んでいける気がするから。

そう思うでしょ?
あなたは私がいなくても大丈夫だったの?
私は本当はさみしくて会いたくて…ずっと待ってたよ…ずっと…

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