臆病な恋心~オフィスで甘く守られて~
麻由子はどう寝たらいいのか戸惑い、ベッドと航平を交互に見る。


「適当に寝てよ」


適当と言われて困ったが、航平の寝るスペースを空けて、壁にくっ付いてた形で横になった。仰向けになるが、首を航平に向けた。

麻由子の緊張はピークに達していた。


航平もベッドにあがる。


「そんなに隅っこ行かないで、こっちにおいで」


麻由子の体を真ん中に持って行く。

真ん中に寝たら、航平の寝るスペースがなくなる。


そう麻由子が思っていると…


ふわっ…


航平は麻由子の上に覆い被さって、優しく抱き締めた。


密着した体に麻由子は目を見開く。

触れる部分から体温が伝わってくる。


「あ、あの…」


このとてつもなく恥ずかしい状況に焦る麻由子は航平の両肩を軽く押す。

びくともしないが、どう接していいか分からなくて困る。


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