俺が教えてやるよ。




いつものように廊下を歩く俺は自然にみんなの視線を集める


「おはよー城山くん♪」

「今日もかっこいいっ」


「――ありがとう」


なにか目立つことをしてるわけでも、特別なことをしてるわけでもない


ただ神様が俺に与えたこの容姿と才能が原因だってことは、俺自身が重々わかっていた



本当の自分を出してしまうのは簡単だ


いつも通り、ねじ曲がった性格のままでいればいい


その性格だからってこのままでいる自信はある


でも、面倒くさいんだ


本当の自分を見せることが


< 103 / 410 >

この作品をシェア

pagetop