貴方を愛した
あたし「狂暴なのかマヌケなのか

さっぱりなんですよ」

彼の瞳には

もう涙はなく

ケタケタと笑っている

彼「ビビりなんじゃない?

俺は ハムスターを

飼ったことはないけど

怖いんだよ きっと」

あたし「え~

なんか それも ショックです

いつもなんです

あたしが飼うペットは

乱暴で…」

彼「飼い主に似るって言うじゃん」

あたし「あたしって

狂暴に見えるんですか?」

彼「そうなんじゃないの?」

あたし「確かに

おとなしいというのとは

縁遠いですけど…」

彼「認めるんだ?」

あたし「貴方が

おっしやったんですよ?」

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