貴方を愛した
彼の前にカップを置く

中身は甘めのココア

彼は驚いて

あたしを見た

あたし「今日は

甘いモノの方が良いかと

思いまして」

にっこり笑って続ける

あたし「こちらは

私のオゴリです

ごゆっくりなさってください」

とたん

ポトリと雫が落ちる


彼の涙だった
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