貴方を愛した
雅樹「結羽奈 ホント ツボる」

はははははっと

まだ

笑い続ける

雅樹「だから…

七瀬先生が婚約者って

聞いてないって話!!」

あたし「バカ?

なんで 彼氏に

どのタイミングで

その説明するの?

将来は この人と結婚するって?

そんな先の話なんて…」

雅樹「まあな そりゃ ごもっとも

まあ でも そんなに先でもないかもな…」

あたし「何が? ねえ?

何の話?」

雅樹「ああ すまん

ちと トリップしてた」

あたし「だから 何が?」

聞けば聞くほど

雅樹は笑った

あたし「雅樹?

もう 帰らないと…!」

時刻は深夜になっていた

雅樹「だって 結羽奈 寝ないの?」

あたしは俯いて

「夜は怖い…」

雅樹「じゃあ 俺は?」

あたし「はい?」

雅樹「俺といれば

怖くないか?」

あたし「そうだけど

そこまで …

甘えられないよ…」

雅樹「甘えていいんだ!

今しか ない!…と思えば?」

あたし「そんなのダメ!

いつかは 独りになるんだから…」

雅樹「俺が 結羽奈を独りには

させないよ!安心しろ!

ほら 寝て

結羽奈は寝ればいい」

あたし「だって…」

雅樹が近付く

雅樹「だって?何?」

あたし「近いよ…」

雅樹「いや?」

あたし「いや?って?…」



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