キミの隣にいたい。






「…美歩、聞いて?うちは、ロボットなんだって。信じられないよね。だけど、もうすぐうちはロボットの世界に行くことになるんだ。うちは…キエルノ…」





最初は、ちゃんと話せるようになった…けど、最後の言葉はやっぱり、ロボットが話すような棒読みな言葉で…。









改めて、実感する。





実感してしまう。








うちが、ロボットなんだと…。










もうすぐ、消えるということを。



















< 215 / 318 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop