キミの隣にいたい。





「みえない、とか思ったじゃろ?」








ばれてる。









「まぁ、それはおいといてだな。今から、優希菜さんのこれまで生きてきた記憶を消すんだが、いいかな?」









「え?消してしまうんですか?」








「そうじゃな。残しておきたい記憶はあるかな?最低3つまでなら大丈夫だ」







「最低…3つ…」










「覚えておきたい、記憶を頭の中で再現するのじゃ」








「今から?」








「そうじゃ。今から、わしがその3つ以外の記憶は消すようにするからな」



< 221 / 318 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop