キミの隣にいたい。




あたしは、ずっと保健室にいた。







「あ、ユキじゃん。どうした?また、泣いてんの?」




どうして、この人はあたしが泣いてると突然やってくるのだろう。






「あたし、ユキヤが好きっ…彼氏になってっ…優輝くんなんか嫌だっ。ユキヤがいいっ…」




「それって、告白?」






「…っ…」




「いいよ。俺でよければ」




「ユキヤがいい」





うちらは、本物の恋人同士になった。




これから起きることなんて、考えずに…。
< 47 / 318 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop