君じゃなきゃ、だめなんだ。
始業式の朝…
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そんなことがあったからあたしは朝から憂鬱なのだ。
しかも、不幸なことに、あたしの学校はクラス替えがなく、1年生のときにいっしょだった秀夜とは必然的に同じクラス。
花香とも同じクラスなのが不幸中の幸い。
「あぁぁぁぁ!!!!」
隣歩いていた花香が、いきなりのあたしの大声に驚いている。
でも今はそんな場合じゃない…
「生徒会も一緒じゃん………」