俺様男子の甘い誘惑



「…廉」


「玲、」



玲が俺に近づいて、手をあげた。


-俺、叩かれるのか?

だけどそれでいい。それくらいのことを玲にしてきたのは、他でもない。俺なんだから…。



「…っ玲、」



玲は、俺の頭にポンッと自分の手をのせるだけだった。



あんなにひどい事をしたのに…



許してくれるのか…?



< 291 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop