助けて


「居るけど入院費3百万、払って下さいよ。
疾風さんだって直ぐに分かった」



高すぎやろ。




ポケットにポケットに入ってる黒い財布から全部、万札を出してふくよかな女性に渡した。




「これでいいだろ。
ありさにでもきいたのか?」




「大人と子供の中間なのに全身から出てる色気がありモデルだと思わすほどの身長に顔が小さ。
虜にするのは、当たり前だが手に入らない物に必死になってるって感じがするわ。 
違うかしら?
ありさから聞いたのは、29歳のモデル並の男性の疾風が今日、来るって聞いただけ」





べらべらうるさい女。




イライラするし一瞬のうちに疾風の外見を見て推理してる。


「じゃあ」




っと言って姿を扉から居なくなった。






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