助けて



生暖かい感触が早紀の髪に触れてなぞるように当たる。




ザクザク




バサバサっと落ちる音が聞こえて何かが落ちる時にチクっと早紀の頬を触れて落ちた。





「兄貴、これを送りつけたらいいですか?」



って若いだろうなと思う男性の声に




「後1つ、宮、移して送り付けろ。
分かったか」




って兄貴って言われてる男性の声が聞こえてくる。





宮って男性は、足の紐を手の鉄のような物は、括ってあるのを引っ張った。




エビのような形になった早紀は、身体がズキンズキンと痛く涙が落ちた。




パシッっとフラシュをしてカメラに移された。








疾風に送り付けるのかな。





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