助けて


「うふふ。
疾風って早紀ちゃんのパパなの?
見えない」



とさっきまでの態度が違う柚木さんの様子にこいつ、何を考えてるんだ。



締まるまでは、怒ってる雰囲気があったのに子犬みたいに疾風を見つめ近づいて疾風の首に手を回してくる。


首を締めるって様子では、ない。



柚木さんの態度に疾風の目は、



キョロキョロ



してしまい首から足の先まで鳥肌がたってしまった。



呆然としてると、優しく疾風にキスを落とされて硬直状態でいた。




疾風の手は


ブラブラ


させてやられるまま疾風はいた。





柚木って、可笑しい。





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