僕のヒーロー
僕のヒーロー


ヘタレな僕をいつも助けてくれるヒーローが居る。



朝も昼も夜も、ずっと一緒に居たいと思う大切な人。



其れが亮平だ。



「オイ!お前の奢りで食い物買って来い!!」



4時間目の終了チャイムが鳴ると、3人の男子生徒が机を囲む。



う゛う゛っ…何でいつもこんな目に遭うんだろう…?



僕がヘタレだから?



「わ…分かったよ…」



逆らえない僕は財布を持って席を立った。



「お前ら、自分達で買いに行け!コイツはパシリじゃないぞ!!」



誰かが僕の手を掴み、背中に隠す。



亮平だ!!



いつもココゾッて時に助けてくれる。





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