僕のヒーロー


チラリと亮平へ視線を移すが、背を向けグッスリ眠ってる様子。



「大丈夫、誰にも言わない。その代わり…Chu!」



え゙っ!?



「俺もお前のヒーローになりたい」



Chu!再び唇を重ねた忍君は、僕の中へ割って入り有無を言わせない。



どうしよう…亮平より上手い。



頭がクラクラする。



「オイ!何してる!!」



背中から物凄くドスのきいた声が届く。





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