【短】《海奏番外編》 ~Another・Harmony~
気づくとマヌケ面してる私に向かい、グラタンを乗っけたスプーンを差し出してる茶竹君。


「ええっ!?い、いいですよ!//////」


とんでもない状況を理解して慌てて断るけど、“いいからいいから”と言われ、断り切れなくって……


「ウマイ?浜口」


「お、おいしいです…//////」


結局あーんして貰いました。


グラタンはとってもおいしいんだけど、満足に味わえない。


「そりゃ良かった」


好きが溢れて止まらない。


お願い茶竹君。


どうか私を


“恋人”として、アナタの傍にいさせてください………
< 50 / 63 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop