* pain *
京ちゃんが死んだと聞いた夜から、心に何も入ってこなくなった。




ただただ京ちゃんに会いたくて、




会いたいのに会えなくて、




悲しくて悲しくて死んでしまいそうだった。






いきなりあたしの世界から京ちゃんだけがいなくなってしまって、




さよならも言えずにいなくなってしまって、






心に大きな穴が開いたの。




自分自身でさえ塞げそうにない、広くて深い穴がぽっかりと、






ぽっかりと、心の空洞になって。

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