暴走天使 ~四天王~
「私、讃良先輩が好きなんです!受け取ってください!」

そうやって差し出された紙袋

見た限り、中身はチョコかクッキーってとこだろう


「あのさ、気持ちは嬉しいんだけど、私女相手にする趣味ないから」


そう言って断ってはみたものの


「じゃあ、これだけでも受け取ってください!」


そう言って紙袋を私に押し付けて走っていく彼女

「あ!ちょ!待って!」


って、待つわけないか


ふぅ、とため息をつきながらも内心少し嬉しかったりする自分がいて


「ま、このまま捨てるわけにもいかないし美味しくいただくかな」


と言っていたら






















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