マネージャーってできますか?〜弱小強豪!?野球部〜
「何してんだって言ってんの。」
「「「っっ…」」」
「その手、放せよ。」
先輩は私の髪を放した。
「お前らこいつに何してんだ。」
「……」
「いい加減にしとけよ。」
銀斗先輩の声はいつもより数倍も低かった。
「…い、行こ…」
先輩達は去っていった。
「ちっ…」
「ぎん…と…せんぱっ」
先輩の名前を呼び終わる前に私は何かに包まれた。
「ごめんな。助けにくるの遅れた。」