かわいい王子VS鈍感な姫
都倉の攻撃は緩急をつけてきた。


そしてコースもかなりきわどい。


決められることもあるが、俺たちも攻撃した。


点数は1点とると1点とられ、また1点とると1点とられ…


攻防戦をくりひろげた。


都倉の本気にも対応できてるし、攻めていけてる…。


スパイクをバシバシ打つ良平と蒼…もちろんレシーブをとってくれる先輩方…


みんな…すごいよ…!


『20-19』


1点リードしている。


相手からのサーブ…


部長がレシーブしてくれたのをあげる。


蒼が打つ!


…と見せかけて良平が今日最高のスパイクを決めた!


よっしゃ!


『21-19』


良平のサーブ…都倉からのスパイク!


蒼がブロックを試みた。


ボールをはね返した!


…が、判定はアウト。


…おしい!


「ドンマイ!蒼、ナイスファイト!」


俺は蒼の肩を軽く叩いた。


そしてぼそっと蒼に言った。


「次は大丈夫!気持ちだぞ!」


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