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といっても…
やっぱり気になる。
「まぁな!帰ろー(^ν^)」
「えっ、あっうん。」
なんだろうこのモヤモヤした感じ。
未来にあれだけ言われたけど。
やっぱ知りたい。
「まぁな?」
「ごめん。未来。あたし用事あったんだ。」
「えっ?」
「とーたと先行ってて!追いつくから!」
「えっ?ちょっと…まぁな?!」
あたしは走った。
あの一言のために。
自分の行動に自分が一番驚いてる。
自分のことで必死になることなんか
滅多になかったから。
でも、足は止めたくなかったんだ。
いや、
止めることが出来なかったのだと思う。
あなたの魔法にかかってしまっていたから。
あたしはあなたに会うためではなく
自分の新たな道をも走っていた。
これが第2の人生へと繋がる道とも知らないで。