Summer love

「き、北山鈴鹿です。14です。趣味は絵を書く事です。美術部に入部してます。修学旅行よろしくお願いします」

パチパチ…

一安心、なるべく上手く言うように頑張ったせいか落ち着いて言えた。

だけど、あの真剣な皆の目…
今思い出しても背筋に何かが走る

だから嫌だったんだ。


そんな事を考えてる内にま友達の番が回ってきた。

「島崎 千帆ですっ、えと…14?14歳です。美術です!あっいや、美術部です!趣味は…ぇ…えっと。漫画を書いてます!修学旅行楽しみまひょ…っ!ちがっ!楽しみましょう! 」

さすがテンパり屋さん。
スゴい早口の上何度か噛んだ

思わずなお腹がくすぐったくなった。
それでも皆は拍手をしてくれていた。
千帆は顔を真っ赤にして下を向いていた。


そして次は私のもう一人の友達

「西山 花音です。14歳、趣味は漫画を読むことです。修学旅行では幅広く関わりたいです。」


花音、とてもしっかりとしたお姉さんのような子。

しかもモデルをしていると言うとんでもない子

そうして学活の時間は流れるように終わっていった

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