out of control ***ハァトがゆうこときかないの。【執筆中】
唇を唇でふさいだ瞬間、
愛しいワンコは夜空にUFOを
見つけたみたいに
私とのキスに黙って集中し始めた。
「んっ…」
息ができないくらい、長いキス。
『カオル、さびしいんだなって
セイは思う』
唇を、少し乱暴にこじあけて
舌が入って来る。
いつのまにか四本の腕は
互いを閉じ込めあっている。
『カオルね、ちょっと精神患ってて』
セイちゃんの言葉が、ランダムに頭をかすめる。
『・・・でも、好きになったら
たぶん泣いちゃうよ』