そしてキスからはじまった
きっとジュリアと住むためにジュリアに気を使わさないために紫音はそう頼んだんだろう…

きっと二人は幸せになれるだろう

そして半年ぐらいしてセシリアから連絡があった興奮して嬉しそうに話す彼女に
素直に喜んであげれない自分との違いを感じた。

だって僕は紫音が好きなんだ
ジュリアの事も大事だけど…
僕が紫音の側にいたかった

叶わない思いは諦めて彼らに今度会うときは親友として接することが出来るように僕は連絡を取らなかった。

そして8月…
紫音から連絡があった。てっきり結婚の報告かと思ってたのに
ジュリアが置き手紙をして居なくなった
行き先にこころあたりはないかときかれた。幸せになったんじゃないの?
ジュリアから離れるなんて…信じられない
僕は連絡があったら知らせるからと電話を切った。
何があったのだろうか?気になりながらも二人はまた上手くいくんだ・・
僕が手を貸さなくてもそう思った。

それは距離を置こうという気持ちとみにくい嫉妬。

僕は唯一彼らに近いセシリアにも連絡を取らなかった。
彼らがもう会えないかもしれないのに・・


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