そしてキスからはじまった
~さようなら~
紫音に相談したい

でも一緒に暮らせばと言われたらと思うと

私は失恋だ

どうすればいいか分からず何日かたってしまった。

あんなことがあって紫音や孝とも会っていない

私は恐い気持ちを押さえてなんとかステージに立っている

ボスがどうにかしてくれたのかあの男はあれ以来現れない

でも他にもそんな男がいないとも限らない

一人で道を歩くときは恐くて後ろを何度も振り返る

そんな毎日・・

ボスから孝との話をされて5日たった夕方

リハーサルが終わった私の所に孝がやってきた

バツがわるそうに鼻をかきながら私に声をかけてきた

「ジュリア・・久しぶり・・今日・・これからまた勉強しない?」

「えっ・・勉強?」

ボスから提案の返事を聞きに来たのかと思った私は

ホッとして

「うん・・する」

と答えた。

孝と二人でライブハウスの楽屋に向かった

孝が学校であったお友達の話をしながら並んで歩いた

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