依存症なあたし様
翌朝、綾と一緒に学校へ向かった。
一緒に住み始めたばっかりの時は、一緒に行かないようにしたから
今思うと綾と学校に行くのは初めてだ。
もちろんさすがに手は繋がないけど、隣に並んで歩く。
朝、バラバラに行くか一緒に行くかで口論になったけど、
『柚と一緒じゃないなら学校行かない』
って綾が言うから、俺が折れて一緒に行くことになった。
校門が近づくにつれて、同じ学校の生徒の姿がちらほら見える。
俺は忘れていた。
綾が校内では有名人だって。