依存症なあたし様
次の日、朝練がないからチャイムが鳴るギリギリに教室に行った。
教室に入ると雪と馨は既に席についていて、2人とも本を読んでるのが見える。
自分の席に近づくと雪が『おはよう』と声をかけてきた。
それに「おはよう」と返して、椅子を引いて座る。
馨は音楽を聴きながら本を読んでいたから、俺に気づかなかったらしく……
俺が椅子に座ってやっと気づいてびっくりしていた。
いつもと何ら変わりのない日常。
違うのは俺と雪の関係だけ。
付き合ってから変わったのは、2人で出かけることが増えたことぐらいだ。