依存症なあたし様



今のままで本当にいいのか

ここ最近ずっと考えていた。


綾の幸せは俺が決めることじゃないから

はっきり判断することができなかった。


付き合ってるわけでもないし、俺といると幸せにできないとか
おかしいよな……



…………あれっ?!そうだよ!!

俺ら付き合ってるわけじゃないじゃん!!!(今更)


俺は何を勘違いしているんだろう!!

依存と恋人はイコールじゃないよ!!

自意識過剰にも程があるよ俺!!!



自分にツッコみつつ、どんどん顔に熱が集中していく。



「うわああぁぁ…恥ずかしい……」



火照った顔を両手でおさえて、その場にしゃがみこむ。


するとタイミング良くも悪くも、綾が部屋から出てきた。




< 195 / 195 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop