【短編】1年1組!




事件は生物の自習中に起こった。



「オマエってさ、何カップ?」


左隣の男子が私のむ、胸を見ながらそう尋ねてきたのだ。



「え…と…。」


比較的クラスでは大人しい私は、上手く答えることができなかった。



「やっぱりC以上は欲しいよなぁ。」


左隣の男子は私の後ろの男子と話し始めた。


「俺は別に小さくてもいいけど…でもAはいやかな。
オマエはどうなんだ?」


後ろの男子は私の前の男子に話しかけた。

< 24 / 39 >

この作品をシェア

pagetop